水谷将典の車で全国旅行 旅の恥は掻き捨てなんて古い
ことわざで、旅の恥は掻き捨てということわざがあります。旅先の風習がわからず、ついついやってしまったことで大恥はかくけれど、その場限りの恥だからさっさと忘れようという意味合いがあるようです。
しかし、今旅行をする際に、旅の恥は掻き捨てという考え方は古いと思いますし、旅の恥はあくまでも旅の恥であり、何度も同じようなことをしているうちは楽しい旅行はできないと考えます。私の親戚にも旅好きの叔父がいるのですが、この叔父は旅先でストリップに行くのが好きで、ついついそこでお金を使ってしまうそうです。
ストリップ自体は文化として認められるべきものだとは思いますが、叔父の場合は本当に文化として見ているのか疑問です。会社の慰安旅行でコンパニオンがいた際にはついつい羽目を外して恥ずかしい思いもしたようです。それでも叔父はすぐに忘れるので、何度も同じことをやっちゃって、周囲から白い目で見られるようになります。
その姿を見ているので、旅の恥は掻き捨てとは思わなくなりました。旅先でも紳士的に振る舞う、その方がいいに決まっています。羽目を外さない方がいいに決まっています。